7/6(土)の親子プログラミング体験講座を振り返って
講義を振り返って
子供たちが興味を示したもの
タイピング練習サイトから検索行為、プログラミングコードの編集まで実際に体験作業に入ると、楽しそうに手を動かしていました。
もっと体験させるために時間配分を考える必要性を感じました。
小学校3年生はローマ字入力ができる
受講者の小学校3年生だったのですが、この年代でもローマ字入力ができるのには驚きました。
学校でパソコンに触れる機会があるようなのですが、先を見越したローマ字入力の学習、とてもありがたいことです。
Scratchなどの体験型プログラミング学習サービスの必要性
先述の「子供たちが興味を示したもの」の中に体験作業とありますが、Scratchなどの体験型プログラミング学習サービスはその最たるものです。
世界中で使われているわけですから、統計を取ったうえで改善されて今の形になったと思われますし、改めて良くできているのだと思いました。
プログラミングに興味を持たせるきっかけづくりの講座なので、もっと多種多様な魅せ方の工夫が必要だと感じています。
言葉が多くても説明不足
反省点になりますが、話す時間が長ければ説明しているつもりになっていたことです。
もちろん、子供たちが相手なのでできる限り無駄な話は減らしたつもりでしたが、ピントがずれていました。
例えば「フォルダ」という言葉。
これはPCを触っていればわかる用語ですが、子供たちにはわかりません。
このような用語を一言で伝わるような表現に置き換える配慮が足りませんでした。
もっと言葉少なに要点だけを伝える内容にする必要があると感じました。
講義内容の順序
講義を想定して作った教材でしたが、その順序もどこか大人向けになっていたのかもしれません。
興味を引き付けてから伝えたいことに移るためにも、まずは掴みから。
やる内容は同じでも、その順序に工夫が必要だと感じました。
プログラミングコードへの拒否感はそれほどない
これはとても良い発見でした。
体験型プログラミング学習サービスでは、文字や記号で指定して絵が動かすのですが、その動作している仕組み、プログラミングの中身が見えません。
それほど複雑なものでなくとも、一度ぐらいはその中身に触れて欲しいと思い、教材を作りました。
最初はコピー&ペーストだったとしても、コードに触れるという体験は重要だと思います。
そのコードを楽しそうに編集していたのを見て、この試みは良かったと感じました。
最後に
教える側がこのような感想を持つのも良くないのでしょうが、まだまだ発展途上のこの業界です。
我々、指導者側が教材や講義構成に頼り切るのではなく、講義するたびに工夫を加える必要があるのだと感じました。
次回:7/20(土)では、また今回の反省を踏まえた改善とともに、新たな発見があることを楽しみにしています。